治療以外に自分ができることについて

「単純ヘルペス」の症状が現れた時に、専門医による治療以外に自分自身でできる対処法はあるのでしょうか？

基本的には、専門医の指示に従うことが大切ですが、「悪化させない」「早く治す」ための治療中のセルフケアをご紹介します。これだけでは治りません。治療と並行することをおすすめします。

まずは、常に清潔に保つことです。

炎症を悪化させないためにも入浴は避けて、シャワーがよいでしょう。洗う際ですが、肌が敏感になっているのでゴシゴシこすらずに、、石けんの泡でやさしく洗いましょう。石けんも刺激の強くないものを選びたいですね。保湿などを目的とした化粧水やクリームなどの使用も、症状が現れている患部には避けましょう。

次に、アルコールの摂取は控えましょう。

アルコールは、血行がよくなり血管を拡張させてしまうので、炎症を悪化させることがあります。また、アルコール分を体内で代謝・分解することは体力を消耗し、疲労の原因となります。少しでも免疫を高める必要がある時期なので避けた方がよいでしょう。

「単純ヘルペス」の治療では、基本的には仕事を休んだり、安静にするなどの必要はなく、通常の生活を続けられます。

しかし、「単純ヘルペス」の症状が現れているということは、免疫力が低下するような体調の変化があるということになりますので、体調を整えるための十分な休息が必要といえます。

「単純ヘルペス」の症状が現れるということは、身体に負担がかかっており体調不良の傾向があるということです。再発を繰り返す場合には、体調管理がうまくできていない可能性があるので、生活スタイルを見直すなどの対策をしましょう。

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